五割超の三年目社員が「転職したい」

2012.01.14

「なぜ三年で辞めるのか」を考えるためのヒントとして、ここで、一つの調査結果をご報告したい。二〇〇六年七月、シェイク社では学部卒、大学院卒の三年目社員(その時点で、二年三ヵ月の社会人経験)三〇〇人を対象に現在の会社や仕事、職場の状況などに関する意識調査を実施した。それによると、「あなたは現在、転職をしたいと考えていますか?」という質問に対して、「転職をしたいと考えている」は二五パーセント、「やや転職をしたいと考えている」は二二・〇パーセントで、合計すると五四・五パーセントと半数を軽く超える。

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それに対して「転職をしたいとは考えていない」は十・六パーセントにすぎず、「あまり転職をしたいとは考えていない」の十六パーセントを加えても二割強にしかならない。つまり三年目社員の半数以上は、前向きな転職かうしろ向きの転職かは別として、現に転職を考えており、転職意向のない社員のほうが圧倒的に少数派なのである。これは先に挙げた「三年三割」の見方を裏付けるものだ。長期勤続の意識も薄れている。